離れて暮らす祖母を見守るために「屋内見守りカメラ」を設置しました

当社スタッフ佐藤が実際に祖母宅にカメラを設置した体験談をもとに、遠方で暮らす家族を安心して見守れるカメラの選び方と設置のポイントをご紹介します。


私の祖母は遠方で一人暮らしをしており、定期的に訪問はしているものの、認知症もあり家族で不安を抱えていました。最近のニュースを受け、家族で見守りカメラの設置を決めました。事務職の私が本当に自分で設置できるのか心配もありましたが、実際に取り付けてみると意外と簡単で、設置後には家族全員が大きな安心感を得ることができました。


カメラの選定から設置までの手順

  1. カメラの選定
    祖母の生活の様子がよく分かり、部屋全体を見渡せる小型カメラを選びました。インテリアに溶け込みやすく、目立ちにくいデザインなので、日常生活の中で違和感がありません。壊されないようにと、まずは目立たない場所を検討し、最初は食器棚の上に設置することを考えました。
  2. Wi-Fi環境の整備
    カメラはWi-Fiに接続することで、家族がそれぞれのスマートフォンから祖母の様子を確認できるものです。しかし、祖母宅にはWi-Fiがなかったため、まずは市販のポケットWi-Fiを導入しました。長期的には安定性の高い固定型Wi-Fiに変更する予定です。
  3. コンセント位置の確認
    設置場所からコンセントが少し離れていたため、延長コードを使い、さらに安全性を確保するため養生テープでしっかり固定しました。コードが出たままだと転倒のリスクがあるため、しっかり安全対策を施しました。
  4. 設置場所の調整
    実際に現地へ行き、設置を進めました。当初は食器棚の上に設置を予定していましたが、コンセントとの距離や災害時の転倒リスクを考え、最終的にはテレビ台の中に変更しました。テレビ台は床に近く、部屋全体が見渡せる位置で安定しているため、ここに設置することにしました。ひとりで作業を進めましたが、難しいことはなく、無事に設置が完了しました。
  5. 家族全員で見守りが可能に
    見守りカメラは、私だけでなく家族全員が利用できるよう、アプリの使い方を両親や兄弟にも教えました。みんながスマートフォンで祖母の様子を確認できるため、家族全員が安心できています。
  6. 設置後の感想
    カメラの設置やアプリの設定は初めてでも簡単で、安心して取り付けられると実感しました。我が家では、祖母に認知症があるため、カメラの存在は伝えていません。また、目に留まる場所にカメラを置かないことで、認知症の祖母がうっかり触ってしまうリスクも避けられます。祖母のソーシャルワーカーの方からも、認知症によって話が混乱しやすいため、安心して見守るためにはカメラ設置が有効であるとアドバイスをいただきました。

スマートフォンでカメラ越しに祖母と電話することで、食事や睡眠の状況が確認でき、以前よりも大きな安心感を得られるようになりました。離れていても見守れるカメラがあることで、家族としての不安が減り、非常に助かっています。


まとめ

今回は、私の経験を通して、離れて暮らす家族を見守る屋内カメラの設置についてご紹介しました。日々のニュースを見て、不安を感じることも多いかと思いますが、大切な家族を遠方からでも守りたいとお考えの方には、見守りカメラの導入を強くおすすめします。

今回は部屋全体を見渡せる小型の見守りカメラを選びましたが、各ご家庭に合わせた用途別のカメラの提案も可能です。カメラの導入をご検討されている方は、ぜひお気軽にパークライフまでご相談ください。


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