ネットワーク防犯カメラを安全に使用するための5つのポイント

防犯カメラは本来、自分や家族そして資産などを守るために利用される道具です。
しかし、手軽に利用できる様になった反面、安全な運用方法を理解しないまま使用していませんか。
監視カメラなどに初期設定されたユーザー名やパスワードは、メーカーごとにほぼ同一です。そして、メーカーのホームページなどからマニュアルがダウンロード出来るようになっていて、初期パスワードなどが公開さ れています。

また、管理者IDなども「root」や「admin」といった文字列が多く使われています。
こうしたパスワードやIDを初期設定のまま使用していると、第3者に不正アクセスされる危険性があります。

現在では、インターネット上にあるご自身の防犯カメラのサイトに、第3者がアクセスし閲覧することも可能になっているので、映像を盗み見されるだけではなく犯罪に利用されてしまう危険性もあります。ですので、購入時に設定されているパスワードやIDは、必ず初めに変えておくことが大切です。

防犯カメラを安全に利用するためには以下の点にご留意してください。

  1. パスワードは初期設定のままでは使用しないで必ず変更すること。
  2. ユーザーIDやパスードの使い回しはしないこと。
  3. 誕生日や電話番号など簡単に推察出来る文字や数字を使用しないこと。
  4. 英文の大文字や小文字、数字などを混在させて8文字以上で作ること。
  5. 外部に公開する際は、初めから割りふられたポート番号は使用しないこと。